2002年4月24日発売
現在のジャズ界に問いかけるこの演奏!このナンバー!
ラリー・コリエルがハンク・ジョーンズが認めたジャズ・フルートのレディ.
Tamami Koyake/Hi-Fly
小宅珠実/ハイ・フライ
RKCJ-2003
POS:4544873 020032
税込価格\2,625  税抜価格\2,500
発売会社:ローヴィング・スピリッツ
販売会社:スリーディーシステム

Cover Art:Misha Reznikoff (Oil on canvas"No Title"1947-1948)

【収録曲】
1.Naima(John Coltrane) 7:59  ネイマ
2.Skating In Central Park(John Lewis) 8:08  スケーティング・イン・セントラル・パーク
3.Sabia(Antonio Carlos Jobim) 5:16  サビア
4.Hi-Fly(Randy Weston) 6:26  ハイ・フライ
5.If We Never Meet Again(Louis Armstrong) 6:05  イフ・ウイ・ネバー・ミート・アゲイン
6.Bebop(Dizzy Gillespie) 5:51  ビバップ
7.You Must Believe In Spring(Michel Legrand) 6:50  ユー・マスト・ビリーブ・イン・スプリング
8.Tanga(Dizzy Gillespie)7:22  タンガ
Total Time 54:18
Track 1,2,4&6 Arranged by Mike Reznikoff
Track 3,5&7 Arranged by Tamami Koyake
【メンバ−】
小宅珠実(fl,a-fl)、増井 茂(g)、佐々木悌二(b)、マイク・レズニコフ(ds)
Tamami Koyake(fl,a-fl), Shigeru Masui(g), Teiji Sasaki(b), Mike Reznikoff(ds)


【録音】
Recorded at Sutudio 1970, Tokyo on January 14, 2002
Mastered at CD design, Tokyo on January 23, 2002

【スタッフ・クレジット】
プロデューサー:川島重行  Produced by Shigeyuki Kawashima
サウンド・プロデューサー:高波初郎  Sound Produced by Hatsuro Takanami
録音エンジニア:高波初郎  Recorded by Hatsuro Takanami
アシスタント・エンジニア:森 佳子(スタジオ1970) Assistant Engineer by Yoshiko Mori(Studio 1970)
マスタリング・エンジニア:山形一弘(CDデザイン)  Mastered by Kazuhiro Yamagata(CD Design)


ライナーノーツ(小川隆夫)
 小宅珠実が久々にアルバムを発表する。1992年に吹き込まれた『レディーズ・ブルース』(キング)以来、ほぼ10年ぶりの作品がこの最新作『ハイ・フライ』だ。フルート専門のプレイヤーはジャズの世界で非常に珍しい。フルートはサックス奏者がサブの楽器として吹くケースが多いからだ。それだけにフルートを専門に吹く小宅の存在は極めて重要である。その彼女がしばしの充電期間を経てとうとう新作を発表した。
 若いファンは御存知ないかもしれないが、1970年代後半から1990年代初頭にかけて目覚しい活動を繰り広げていたのが彼女だ。当時の小宅は、わが国を代表するジャズ・フルート奏者として極めて充実した活動を展開していた。アルバムも1980年に発表した初リーダー作『タマミ・ファースト』(パドルホイール)を皮切りに、『サムデイ』(ベターデイズ)、『ウィンドウズ』、『フェイス・トゥ・フェイス』、『エルザ』、『ホット・フルーツ』(以上パドルホイール)、『アスク・ミー・ナウ』(キング)、そして先に挙げた『レディーズ・ブルース』とコンスタントに続き(その他にキングからベスト・アルバムの『ナウ・アンド・ゼン』もリリースされている)、併せて充実したライヴ活動も行っている。
 中でも『ウィンドウズ』と『エルザ』ではラリー・コリエルとの共演が実現し、『ホット・フルーツ』ではマルチ・リード奏者サム・モストとのフルート合戦が楽しめるものとなった。しかも後者ではハンク・ジョーンズ〜レイ・ブラウン〜アラン・ドウソンから成る豪華なリズム・セクションが付き合い、こちらの面でも大きな話題を呼んだことが思い出される。さらに続く『アスク・ミー・ナウ』ではケニー・バロン〜ロン・マクルーア〜マイク・レズニコフの強力リズム・セクションがバックを務め、ここに至って小宅は世界的な視野で見てもフルートの第一人者として認知されるまでになった。
 そんな彼女は9歳のときからフルートを吹き始め、国立音楽大学のフルート科を卒業したというバック・グラウンドの持ち主だ。大学を卒業してからジャズに取り組み始めた小宅は、1974年にライヴ・ハウスでの活動をスタートさせている。彼女が注目を集めるようになったのは、1977年に高い人気を誇っていたベース奏者の鈴木勲が結成したグループに抜擢されてからだ。その後はファースト・アルバムの発表に併せて1980年4月に初のリサイタルを開催し、翌年のセカンド・コンサートでも成功を収めて人気ジャズ・フルート奏者の地位を確立した。リーダー活動の傍ら、1982年から86年にかけてはスピック&スパンでも活躍し、リーダー作も次々と発表して評価をさらに高めていく。しかし先にも触れた通り、ここしばらくはリーダー作の発表が途絶えていた。それに伴い、彼女の名前もあまり耳にしなくなっていたが、現在も本作に参加したメンバーを中心にライヴ・ハウスを中心に意欲的な活動を行っている。
 小宅を支えるサイドメンも紹介しておこう。ベースの佐々木悌二は1963年に宮城県仙台市で生まれた。18歳のときに聴いたチャーリー・クリスチャンのプレイに感動してジャズに目覚め、1984年からプロ活動を開始する。尊敬するベーシストにポール・チェンバースの名前を挙げるだけあって、彼のベース・ワークは極めて安定感に溢れたものだ。この作品でもバッキングにソロにと、演奏全体に落ち着いた響きを付け加えている。これまでにバリー・ハリス、アート・テイラー、ケニー・バレル、ランディ・ブレッカー、ジョージ・ベンソンなどと共演した国際派でもある。
 神奈川県川崎市出身で、最初はロック・バンドでギターを弾いていたのが増井茂だ。ジャズに転向したのは高校時代にデューク・エリントンを聴いてからで、本格的に取り組み始めたのは大学中退後である。その彼は、藤原幹典グループや杉原良三グループなどで演奏し、第1回横浜ジャズ・プロムナードのコンペティションでは入賞を果した。小宅のカルテットに参加したのは1994年からで、併せて自己のトリオでも活躍中だ。ナチュラルな音色を重視した本格派のジャズ・ギタリストとして、真価を存分に発揮しているのがこの作品の増井である。
 1947年生まれのマイク・レズニコフはニューヨーク州マンハッタン出身のドラマーだ。地元でフランク・ストロージャー、ジーン・テイラー、カイ・ウィンディング、ドン・エリオットなどのバンドで活動した後の1978年に来日し、そのまま日本に移り住む。これまでに金井英人、土岐英史、高瀬アキ、田村翼、遠山晃司、大野雄二の各グループや、ジャズ・ファクトリー、原信夫とシャープス&フラッツなどで演奏し、小宅のグループには1980年代の初めから参加し、彼女にとって最良のパートナーとして現在に至っている。そのパワフルでツボを得たドラミングは評価が高い。
 以上のメンバーで久々に吹き込まれたのが本作だ。この作品のために、小宅はジャズ・ミュージシャンが書いたオリジナルを中心にレパートリーを選んでいる。そしてこれらの曲を通して、彼女はいまだにジャズ・フルート奏者の第一人者であることを見事な形で示してくれた。ヴァラエティに富んだセレクションは、フルートの持つ魅力をさまざまな角度から表現するものだ。それだけに、実力に加えてこの楽器の可能性を存分に披露してみせる小宅のプレイが再び聴けるようになった喜びは大きい。

■演奏紹介
1.ネイマ
 テナー・サックスの巨匠ジョン・コルトレーンが1959年に吹き込んだ『ジャイアント・ステップス』(アトランティック)で発表した美しいナンバー。タイトルの“ネイマ”とは当時のコルトレーン夫人の名前だ。その曲を落ち着いた風情で小宅が堂々と演奏してみせる。ストレートにテーマ・メロディを演奏した後に登場するソロ・パートも発展性に富んだ内容で小気味がいい。続く増井のソロは、コード・ワークとシングル・ノートを巧みに盛り込むことで独自性を示すものとなった。
2.スケーティング・イン・セントラル・パーク
 モダン・ジャズ・カルテットで素晴らしい演奏といくつもの名曲を披露してみせたのがピアニストのジョン・ルイスだ。その彼が同カルテットのために書いた曲を、小宅はマイクとのデュオで演奏し始める。この冒頭からリズムに乗ったスインギーなプレイが痛快に響く。まさにセントラル・パークのスケート場でスイスイと気持ちよさそうにスケートを楽しんでいる風情を連想させるプレイだ。その後に登場する増井のソロも、ジョン・ルイスが好んだギタリストのジム・ホールを連想させるスタイルと音色で軽快感を醸し出す。続いて佐々木のベースとマイクのドラムスによる掛け合いがフィーチャーされる。これが思索的な内容で、このトラックにおけるチェンジ・オブ・ペース的な役割を果すことになった。
3.サビア
 今度は“ボサノヴァの父”と謳われたアントニオ・カルロス・ジョビンの曲が取り上げられる。増井が刻むリズムをバックに、ふくよかな音色で小宅のフルートがロマンチックにメロディを歌い上げる。それでいてボサノヴァ特有のクールな表現も自然な形で味わえる印象的な演奏だ。この曲を通して、小宅は、メロディ・メイカーとして優れた才能を持っていたジョビンの魅力を余すところなく伝えてみせる。
4.ハイ・フライ
 ランディ・ウエストンはデューク・エリントンやセロニアス・モンクに影響を受けたピアニストで、この曲はその彼が書いた代表的な1曲として知られるものだ。リズム・セクションが作り出すユニークなビートをバックに小宅がお馴染みのテーマ・メロディを吹いた後は、増井の個性的なソロにバトン・タッチされる。彼の変幻自在なプレイと、終盤に大きくフィーチャーされるマイクのドラム・ソロが見事だ。
5.イフ・ウイ・ネヴァー・ミート・アゲイン
 今度はルイ・アームストロングのオリジナルを小宅が叙情味一杯に歌い上げる。フルートの美しい音色を生かした魅力的なプレイは、しなやかでどことなく翳りを帯び、その上で力強さも聴かせてくれるものとなった。また増井のギター・ソロには華やかさ、佐々木のベース・ソロにはナチュラルなサウンドを主体にした重厚な響きが認められる。
6.ビバップ
 ビバップの創始者のひとり、ディジー・ガレスピーが1945年に発表したオリジナルで、タイトル通り典型的なビバップ・アクセントを盛り込んだナンバー。この曲ならではの躍動感をフルートで力強く表現してみせる小宅が見事だ。先発でソロを取る増井のシングル・ノートを中心にしたプレイもビバップの面白さを存分に伝えている。
7.ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング
 ミシェル・ルグランは「シェルブールの雨傘」や「風のささやき」を始め数々の名曲を発表してきたフランスの代表的なコンポーザーだ。彼が書くメロディには、常にそこはかとない哀愁が漂う。この曲もどことなく寂しさを伴ったメロディが強い印象を与える。そしてそのムードにぴったりの表現を示すのが小宅のフルートだ。彼女に続くギターとベースのソロも味わいが深い。
8.タンガ
 再びディジー・ガレスピーのオリジナルが演奏されてアルバムは幕を閉じる。マイクの豪快なドラムスが演奏をリードし、そのリズミックなプレイに導かれてスケールの大きなソロを取るのが小宅と増井だ。
[(c)WINGS 02021855:小川隆夫/TAKAO OGAWA]

「小宅珠実ノート」
1.ネイマ Naima
コルトレーンが演奏した元のものはバラードでしたが、4ビートで演奏してみました。
2.スケーティング・イン・セントラル・パーク Skating In Central Park
普通は3拍子のワルツで演奏されることが多いですが、ここでは4拍子にしてアクセントをつけてみました。
4.ハイ・フライ Hi-Fly
最初の部分をラテン・リズムにアレンジしてみました。
6.ビバップ Bebop
テーマのバックにアクセントをつけました。
これらの曲はドラムのマイク・レズニコフがアレンジを担当しました。
面白く新鮮な感じが出たと思っています。


プロフィール

小宅珠実 こやけたまみ(フルート,アルト・フルート)
9月14日 横浜生まれ。           
国立音楽大学フルート科卒業。9歳からフルートを始め、大学卒業後、ジャズを学ぶ。1974年に自己のグルーでライブハウスを中心に活動を開始。'77年鈴木勲(b)グループに参加。'80年1月、初リーダー・アルバム「タマミ・ファースト」を発表。同年4月横浜教育会館で初リサイタルを行う'81年セカンド・コンサートを行う。
'82年から「スピック&スパン」に参加、'86年まで在籍する。向井滋春グループや多くのセッションバンドに数多く参加している。(共演者の詳細はディスコ・グラフィーを参照)
日本各地でのコンサートに加え、NHK・TV「ときめき夢サウンド」他テレビ・ラジオに多数出演。ジャズフルート界の草分け的存在。
現在は佐々木悌二(b)、増井茂(g)、マイク・レズニコフ(ds)を擁した小宅珠実バンドで新宿「ピットイン」、横浜「エアジン」、横浜山下町「ジャズメンクラブ」などのライブハウスで活躍中。
ヤマハ渋谷店・ミュージックスクエア道玄坂にてジャズフルート教室も開講中

佐々木悌二 ささきていじ(ベース)

 1963年宮城県仙台市出身。 18歳の頃 チャーリー・クリスチャン(g)に感動Jazzに目覚める。1984年上京。プロ活動を開始。
尊敬するミュージシャン:チャーリー・パーカー、バド・パウエル、ソニー・ロリンズ、セロニアス・モンク、ビリー・ホリディ、ポール・チェンバース 等
共演:バリー・ハリス、アート・テイラー、ケニー・バレル、ランディ・ブレッカー、ジョージ・ベンソン 等
レコーディング参加作品
In My Soul/高嶋 宏 Soul Meeting
Blue Rouse/山中良之クァルテット
Here's That Song/山中良之クァルテット
YOSHIAKI !!/宮之上貴昭 & 岡安芳明
Gentle Moods/岡安芳明
Hitomi Sings Emily/野間 瞳
Shigeru-父に捧ぐ-/村田憲一郎

若手には珍しく、力強いビートとナチュラルな音色を土台にした、歌心あるベースが持ち味。都内ライブハウスにて活動中。

増井茂 ますいしげる(ギター)

 川崎出身。はじめ、ロックバンドで演奏していたが、高校時代にデューク・エリントンに感銘しジャズに転向。
 大学中退後本格的に取り組む。藤原幹典のグループ、杉原良三のグループ等に参加。
第一回横浜ジャズ・プロムナードのコンペティションに入賞。 '96年より小宅珠実カルテットに参加。自己もトリオでもライブハウスを中心に活躍中。演奏技術の高さには定評がある。 CDもサイドメンで多数参加。

Mike Reznikoff マイク・レズニコフ(ドラム)

 ニュー・ヨーク州マンハッタン出身。1947年2月28日生まれ。
父Misha Reznikoffは抽象画家で、母Genevieve Naylorは写真家という芸術一家に生まれる。
 NYでは、フランク・ストロージャー(as,ts,fl)、ジーン・テイラー(b)、カイ・ウィンディング(tb)、ドン・エリオット(vib、tp)などのバンドに参加。
 '78年に来日、金井英人G、土岐英史4、高瀬アキ3、田村翼3、遠山晃司3 等を経て、大野雄二G、ジャズ・ファクトリー等に参加。 '87年4月から'88年4月まで 原信夫とシャープ&フラットに参加する。
 現在は、小宅珠実バンド、渡辺匡彦グループ、外山善雄とデキシー・セインツ等で演奏している。 パワフルで速いスティックさばきは聴くものを唸らせる。
因みに、名付け親は、父親と親交のあったズティ・シングルトン(ルイ・アームストロングのバンドのドラマー)


ディスコグラフィー
(リーダー・アルバムのみ)

「TAMAMI FIRST」
(Paddle Wheel/GP-3212)
1. Jubilation
2. Dwowsy Time
3. Sea And My Children
4. Activity
5. Loneliness
6. Flying High

小宅珠実(fl)、鈴木勲(b,piccolo bass,Vib), 米田正義(key)、加藤崇之(g)、大島しんじ(b)、平山惠勇(ds)、三宅修二(tp、flh)
録音・1979年9月10・11日


「SOMEDAY」
(BetterDays/YF-7049) 
1. History Of Tabasco
2. Cum Cum
3. You Wanna Rain 
4. Kita
5. Emi
6. Snake Walk
7. Someday
8. Poca Poca  

小宅珠実(fl)、板橋文夫(p)、初山博(vib,marimba)、広木光一(g)、吉野弘志(b)、小山彰太(ds,vo)、古沢良治郎(ds,vo)
録音・1981年〜1982年の冬


「WINDOWS -Tmami Meets Larry Coryell-」
(Pddle Wheel/28P-6262)
1. Many Miles Far From Trains
2. Windows
3. Canta Marina
4. I Remember You
5. Terra Terra
6. Hill Town
7. Quero Owvir O Cabaquinho  
 
小宅珠実(fl,alto-fl)、続木徹(p)、河原秀夫(b)、関根英雄(ds)、ラリー・コリエル(g)
録音・1983年8月11日、9月26日


「Face To Space」
(Paddle Wheel/K28P-6316)
1. The Seagull And Dumbo Dancing In The Sky
2. I'm What I Am
3. Eclipso De Calypso
4. Set Point
5. Face To Space
6. Evidence
7. How My Heart Sings

小宅珠実(fl)、土井一郎(key)、桜井郁雄(b)、向井滋春(tb)吉田和雄(per)、マイク・レズニコフ(ds)
録音・1984年8月8・9日


「ELSA -Tmamami Meets Larry Coryell-」
(Paddle Wheel/K32Y-6038)
1. It' You Or One
2. Elsa
3. Dear Lord
4. Shadow Boxing
5. Bye-Ya
6. Lush Life

小宅珠実(fl,alto-fl)、土井一郎(key)、桜井郁雄(b)、吉田和雄(per)、マイク・レズニコフ(ds)、ラリー・コリエル(g)
録音・1985年2月12日


「HOT FLUTES -Tamami Koyake with Great Jazz Quartet-」
(Paddle Wheel/K32Y-6102)
1. My Romance 
2. A Moments Notice
3. Darn That Dream
4. The Everywhere Calypso
5. Woogie Boogie
6. I'll Remember April
7. Blue In Green

小宅珠実(fl)、サム・モスト(fl,ts)、ハンク・ジョーンズ(p)レイ・ブラウン(b)、アラン・ドウソン(ds)
録音・1985年10月16日


「Ask Me Now... I Remember Those Days」
(KICJ 85)
1. Out Of Nowhere
2. Goodbye Pork-Pie Hat
3. Another Dream
4. Seven Steps To Heaven
5. The Old Country
6. Monk's Dream
7. Ask Me Now
8. Comin'Home Baby

小宅珠実(fl,alto-fl)、ケニー・バロン(p)、ロン・マックルー(b)、マイク・レズニコフ(ds)
録音・1991年9月16日


「Lady's Blues」
(KICJ 142)
1. Lady's Blues
2. I Mean You
3. We Are One
4. Into The Night
5. New Oli
6. Theme For Ernie
7. Lotus Blossom
8. G-Nid

小宅珠実(fl,alto-fl,bass-fl)、大徳俊幸(p)、水谷弘章(b)、マイク・レズニコフ(ds)
録音・1992年11月28・29日


「Now & Then」
(KICJ 143)
1. Drowsy Time
2. Many Miles Far From Trains
3. Quero Owvir O Cabaquinho
4. I'm What I AM
5. The Seagull And Dumbo Dancing In The Sky
6. Bye-Ya
7. Lush Life
8. Woogie Boogie
9. The Everywhere Calypso
10. Close Enough For Love

小宅珠実(fl,alto-fl,bass-fl)、米田正義(key)、加藤崇之(g)、鈴木勲(b,piccolo-bass)、平山惠勇(ds)、ラリー・コリエル(g)、続木徹(p)、河原秀夫(b)、関根英雄(ds)、向井滋春(tb)、土井一郎(p,electric-p))桜井郁雄(b)、マイク・レズニコフ(ds)、吉田和雄(per)、サム・モスト(fl)、ハンク・ジョーンズ(p)、レイ・ブラウン(b)、アラン・ドウソン(ds)、大徳俊幸(p)、水谷浩章(b)
録音・1979年9月10日〜1992年11月29日         


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