寺山修司作詞の名曲を鮮やかにカバー!

昭和という時代は知らないけど、
なつこ ≠ヘ懐かしさを探して町へ出た


なつこ

【収録曲】全4曲

1. 時には母のない子のように (4:08)
2. 戦争は知らない (4:14)
3. 時には母のない子のように(オリジナル・カラオケ) (4:08)
4. 戦争は知らない(オリジナル・カラオケ) (4:14)


レーベルl:Roving Spirits
CD番号:RKCP-5200  POS:4544873 05200 2
税込定価:\1,000  税抜定価:\952
発売日:2005年6月22日

【なつこ】プロフィール

「ある年の夏 7月1日 北海道小樽で生まれた」
「だからなのかな 紫陽花が好き かすみ草も好き」
「文字を読むのは苦手です。でも……….映画を見るのは好き!」
「........」
「寺山さんて、ストレートな人ですね。」


『時には母のない子のように』
(寺山修司・作詩 田中未知・作曲)
 寺山修司の詩集「人生処方詩集」にある「故郷の母のことを思い出したら」が原詩と思われる。
天井桟敷のマドンナ的存在だったカルメン・マキがレコード・デビューに際して手直しされ、このタイトルが付けられたのだろう。
 曲を付けたのは、当時の寺山の秘書だった田中未知。レコード会社としてスタートしたばかりのCBSソニー、初期の大ヒットとなった。
 '69年当時の社会状況で、"アングラ"や"前衛"は若者のキーワードだった。
現代の若者心理も、どこか昭和40年代の閉塞感と似たようなところがあるのかも知れない。
なつこの持つ天性の明るい声が、今どのように受け取られるのだろうか。

『戦争は知らない』
(寺山修司・作詩 加藤ヒロシ・作曲)
 大阪のGSグループ、リンド&リンダースの加藤ヒロシが曲を書き、ラテン歌手坂本スミ子が歌ったのが最初。あまり売れなかったが、やがて関西フォークブーム。いまや伝説となったザ・フォーク・クルセダーズがコンサートで歌いはじめ、当時隠れた名曲として知られていた。そのフォークルのシングル「さすらいのヨッパライ」のB面にライブ録音ヴァージョンが収録された。
 「戦争反対!」を嫁ぐ日を前にした女性の想いから、初々しく綴られた佳品。
 さまざまな情報が溢れ、生活は便利になった。しかしやはり世界中で戦争のニュースは絶えることはなく。現代になつこが爽やかなキャラクターで歌いかける意味は深い。

【Production Staff】
Produced by Tommy G
Sound produce & Arranged by Jun Abe サウンド・プロデュース&編曲:安部 潤
Photo by Jun Nakasuji 撮影:中筋 純
Designed by Banana Spirits

サウンド・プロデュース&編曲は、諌山実生「月のワルツ」(NHKみんなの歌)、バイオリンの川井郁子、Kinki KidsなどでPOPSのアレンジに、またCoco D'or(hiro)、上戸彩、中島美嘉、島谷ひとみ、大塚愛などのコンサート・サポートに評価が高い。そして’04年12月に発売したアルバム「The Sensimillia Family Tree」でフュージョン・キーボード奏者として鮮烈なデビューを飾った安部 潤

撮影は、「廃墟、その光と影」を刊行したばかり、様々なジャンルを撮影するが特に"廃墟"撮りには執念すら感じられる名カメラマン中筋 純

お問合せ
発売元:ローヴィング・スピリッツ(Fax:03-3478-1215)
販売元:スリーディーシステム (Tel:03-5725-1553 / Fax:03-5721-3252)

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